ブーン系小説を書いているようです

◆iAiA/QCRIMが2chニュー速VIPに投下したブーン系小説自作品まとめとか雑記とか
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( ^ω^)ブッ休さんのようです レス無し

自作品自力まとめ
ごめんなさい名前欄とか手抜き…!
レス有りはこちら

このスレは、

( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです

( ^ω^)ブーンが戦い、川 ゚ -゚)クーが護るようです

( ^ω^)ブーンは砂漠に生きるようです

('A`)ブラックジャックのようです

のパロディと少しばかりの下ネタを含みます
各作品の作者様方、勝手に使ってすみませんでした



1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 19:42:56.52 ID:qHpNsc1V0






ブッ休さ~ん











( ^ω^)「ブッ」


3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 19:48:03.38 ID:qHpNsc1V0

暗黒寺。

厨二よろしくな名前のお寺で修行をする数人の子坊主がいた。


( ^ω^)「さみー」

('A`)「ヘイブッ休 手がお留守だぜ」

( ^ω^)「そうはいうがねドッ休 このいかんしもしがたい寒さはどうにかならんのかお」

( ・∀・)「ブッ休は本当に寒がりだね」

( ^ω^)「雪の中草履だけでいるんだお 寒くない方がおかしいさモラ休」

( ・∀・)「僕は慣れてしまったよ」



8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 19:53:06.78 ID:qHpNsc1V0


( ・∀・)「心頭滅却すれば火もまた涼し 和尚様も言ってたじゃないか」

( ^ω^)「あいつはボケている」

('A`)「おいおい、和尚様の耳に入ったら、またお仕置きされるぜ?」

( ^ω^)「知らんお あー寒い寒い」

( ・∀・)「じゃあ……得意のとんちでなんとかしてみたらどうだい?」

('A`)「お、面白そうだな」

( ^ω^)「そんな簡単になんとかできたら苦労せんお」

( ・∀・)「まぁやってみせてくれよ」

( ^ω^)「やれやれ 君が可愛い女の子だったら喜んでしてたのに」

( ・∀・)「今度町娘を紹介するよ」

( ^ω^)「合点承知」


10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 19:57:26.25 ID:qHpNsc1V0


するとブッ休はあぐらを組み、頭をちょいとかいた後、握り拳を作り股間においた。

それはさながら、自慰行為をしているような神々しい姿だった。

('A`)「……始まるぜ……」

( ・∀・)「あぁ……ワクワクするね、この瞬間」

(´・ω・`)「おっ 面白そうな事をしているね」

('A`)「おうショッ休 どこから嗅ぎつけてきたんだい?」

(´・ω・`)「なぁに、風に流されただけさ」

( ・∀・)「本当にお前は、柳の様な男だな」

(´・ω・`)「戦乱のご時世、流れに逆らったって無駄なことさ」



ちなみに全員、十歳である。

13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 20:01:43.78 ID:qHpNsc1V0


('A`)「!」

( ・∀・)「……くるぞ」

(´・ω・`)「見事な精神統一だ、ブッ休」

心頭滅却すれば火もまた涼し。

先のモラ休の言葉を否定したはずのブッ休であったが……

その姿は、まさにその言葉を現す様な悟りを開いた様相だった。



(  ω )「ぽくぽくぽくぽくぽくぽくぽく」



(´・ω・`)「口に出すのはなんとかならないのかな……」



17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 20:04:36.08 ID:qHpNsc1V0


(´・ω・`)「おお……!」

('A`)「浮いた! 浮きおったでェーッ!」

ブッ休は座禅を組みながら、浮き上がった。


(  ω )「ポクポクポクポクポクポクポクポクポクポク」


尚もその(効果音の)勢いは増していく。

ブッ休のとんち……精神統一は、さらにkskしていく!



20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 20:08:18.04 ID:qHpNsc1V0



('A`)「ksk!」

( ・∀・)「ksk!」

(´・ω・`)「ksk!」

三人はブッ休のkskに夢中になっていた。

ちなみに浮いたのは座ったまま飛んでみただけだった。

ブッ休のオチャメな遊び心と、ギャラリーを退屈させない温かな配慮だった。



(  ω )「ポクポクポクポクポ-クビッツ食いてぇ!ポクポクポクポクポクポクポクポクポク」


(´・ω・`)「……そろそろか……」


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 20:11:52.05 ID:qHpNsc1V0



(  ω )「ポクポクポクポクポクポクポクポク………」




( ^ω^)「ブッ」




ブッ────

それは、答えを導いた証。

精神統一の終わりを告げる時の、癖の様な物。

断じて屁ではない。



29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 20:14:40.69 ID:qHpNsc1V0


('A`)(くせぇ…)

( ・∀・)(くせぇ…)

(´・ω・`)(くせぇ…)

( ^ω^)「お待たせしたお」

ブッ休がゆっくりと立ち上がった。

威風堂々、見事な、漢立ちだった。

('A`)「答えは……でたのか?」


( ^ω^)コクリ


ドッ休の問いかけに、ブッ休は静かに頷いた。


31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 20:18:23.33 ID:qHpNsc1V0



( ^ω^)「着地の勢いでうんこもれた」



ブッ休の物語が、今──始まろうとしていた。




( ^ω^)ブッ休さんのようです


序章、完。

42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 20:22:15.87 ID:qHpNsc1V0

一話「約束されし勝利の剣」


真冬には珍しい、ある温かな日のこと。

ブッ休は暗黒寺和尚、アラ尚に呼ばれていた。

/ ,' 3「フガフガ」

ボケている。

( ^ω^)「あのー」

/ ,' 3「フガフガ」

( ^ω^)「アラ尚様?」

/ ,' 3「フガフガ」

( ^ω^)(だめだこいつ……)


46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 20:26:25.16 ID:qHpNsc1V0


( ^ω^)(そもそも、どうやって俺を呼んだんだお?)

/ ,' 3「フガフガ」

( ^ω^)「フ、フガフガ?」

/ ,' 3「……! フガ!フガガガ!」

( ^ω^)「フガ!? フガッガッガフフフガガ!?」

/ ,' 3「フガフガ! フガッフフガッフ!」

( ^ω^)「フガオフガオ! フガンテス!」

/ ,' 3「フガwwwwフガヘロンダスwwwwwwww」

( ^ω^)「フガフガフーwwwwwww」








/ ,' 3「来たか、ブッ休よ」

( ^ω^)(えぇ…)

48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 20:29:15.08 ID:qHpNsc1V0


/ ,' 3「修行はちゃんとしておるか?」

( ^ω^)「しておりますお」

/ ,' 3「そうかそうか」

( ^ω^)「……」

/ ,' 3「……」

( ^ω^)「……」

/ 。゚ 3「嘘をつくでない!」


暗黒寺和尚、アラ尚。


覚醒の刻(トキ)───

51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 20:32:39.13 ID:qHpNsc1V0


/ ,' 3「知っておるぞ……お主がさぼっていることは」

( ^ω^)「そんなことないですお」

/ ,' 3「儂が何も知らんとでも思うたか」

( ^ω^)「……」

/ ,' 3「名前は伏せるが……お前の素行はドッ休から聞いておる」

( ^ω^)(あの野郎……)

/ ,' 3「掃除もさぼり、あまつさえくそを漏らすとは言語道断じゃ」

( ^ω^)「はぁ」

/ 。゚ 3「真面目に聞かんか!」



53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 20:36:25.14 ID:qHpNsc1V0


/ ,' 3「ということで、お前に試練を与える」

( ^ω^)「試練とは?」

/ ,' 3「町の越後屋を知っておろう?」

( ^ω^)「知ってますお」

/ ,' 3「金を持ってることをいいことに、あ奴め最近町民に意地悪をしているようじゃ」

( ^ω^)「へー」

/ ,' 3「だから、説得をしてこい」

( ^ω^)「なんで俺が……」

/ 。゚ 3「うるせぇ! いけ!」

( ^ω^)「ちょ、ちょっと待ってくださいお」


54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 20:40:23.91 ID:qHpNsc1V0


/#。゚ 3「あぁ!?」

( ^ω^)「ちょま、落ち着けお」

/#。゚ 3「さっさといけっつってんだよカスが!」

( ^ω^)「アラ尚様が行けばいいじゃないですかお!」

/#。゚ 3「なんで俺がいくんだよ! 話がすすまねーだろうが!」

( ^ω^)「いやそうだけど、町民が本当に困ってるなら、アラ尚様が行った方が確実じゃ……」

/#。゚ 3「俺が行って越後屋の機嫌損ねたら色々と面倒じゃねーか!」

( ^ω^)「例えば?」

/#。゚ 3「仏像とか横流しに使えるんだよあいつは!」

( ^ω^)「えっ?」


/#。゚ 3

57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 20:44:24.41 ID:qHpNsc1V0


( ^ω^)「おい、ちょっと待て」

/#。゚ 3

( ^ω^)「おいタヌキ爺」

/ 。゚ 3

( ^ω^)「モーロクですか? おーい」

/ ,' 3「ブッ休よ……試練の時じゃ……」

( ^ω^)「こいつ……」

/ ,' 3「行かなければ破門じゃ」

( ^ω^)「はいきた破門きた 汚いさすが和尚汚い」

/ ,' 3「いいからいけ!」


こうしてブッ休は、町へ赴くことになった。

60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 20:47:55.70 ID:qHpNsc1V0


( ^ω^)「あーくそー和尚きたねぇお」

( ^ω^)「逆手にとって訴えても……」

( ^ω^)「ガキの俺の話なんて信じてくれねーだろうし」

( ^ω^)「いくしかねぇお」

( ^ω^)「まぁ、なんとかなるだろ」

愚痴をこぼしながらテクテクと町への道を歩いていたその時。


ξ゚⊿゚)ξ「ブッ休ー!」

( ^ω^)「おっ おツンちゃん」

ξ゚⊿゚)ξ「どうしたの? 今丁度お寺に行く所だったの」

( ^ω^)「そうなのかお」


61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 20:51:39.53 ID:qHpNsc1V0


世界観をぶち壊す金髪縦巻きロールの幼女、おツン。

何かとお寺にきてはブッ休達に色目を使う。

幼女ながらなかなかのビッチであった。

ξ゚⊿゚)ξ「町にいくの?」

( ^ω^)「そうだお おツンちゃんもくるかお?」

ξ゚⊿゚)ξ「うーん……どうせ暇だし、いこっかな」

( ^ω^)「おk 越後屋までいくんだお」

ξ゚⊿゚)ξ「えー? あの意地悪親父のとこ?」

( ^ω^)「だおだお」

町に住むおツンは、どうやら越後屋がしている意地悪を知っているようだった。


63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 20:54:01.77 ID:qHpNsc1V0


ちなみにブッ休は「おツンちゃん」と言う時に「おちんちん」と言い間違えないように気をつけている。

( ^ω^)「おちんちんは何か知ってるのかお?」

ξ゚⊿゚)ξ「えっ?」

( ^ω^)(あ……)




( ^ω^)「おツンちゃんは越後屋について、何か知ってるのかお?」

ξ゚⊿゚)ξ「うん 知ってるわよ」

( ^ω^)「どんな意地悪をしてるんだお?」

ξ゚⊿゚)ξ「あのね……」



66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 20:59:11.84 ID:qHpNsc1V0


ξ゚⊿゚)ξ「町の真ん中に、大きな橋があるでしょ?」

( ^ω^)「うん」

ξ゚⊿゚)ξ「あの橋の入口に、越後屋があるんだけど……」

ξ゚⊿゚)ξ「その橋を越後屋が買い取って、立て札をつけたの」

( ^ω^)「立て札?」

ξ゚⊿゚)ξ「そう 意地悪なことを書いてある立て札」

( ^ω^)「なんて書いてあるんだお?」

ξ゚⊿゚)ξ「それはね……」

おちんちんはしょんぼりとしながら、言った。



69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 21:03:16.92 ID:qHpNsc1V0



ξ゚⊿゚)ξ「このはしわたるべからず、って書いてあるの」

( ^ω^)「うわ」

ξ゚⊿゚)ξ「ね? 意地悪でしょ?」

( ^ω^)「それは困るんじゃないのかお?」

ξ゚⊿゚)ξ「うん……そこ渡れないと、もう一本遠くの橋までいかないといけないの……」

ξ゚⊿゚)ξ「でも越後屋は自分のものだからって、自分だけで使ってるの」

( ^ω^)「さすがの俺もそれは引くわ」

ξ゚⊿゚)ξ「でしょ? だからもう町の人達も呆れちゃって」

( ^ω^)「一揆でも起こしてぶち殺せば?」

ξ゚⊿゚)ξ「越後屋は……将軍様と繋がってるから……」

( ^ω^)「あーなるほど」


72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 21:07:13.06 ID:qHpNsc1V0


ξ゚⊿゚)ξ「で、ブッ休は何をしに越後屋までいくの?」

( ^ω^)「その意地悪をやめさせにいくんだお」

ξ゚⊿゚)ξ「え!? ブッ休がそんな人の為になることを!?」

( ^ω^)「どういう意味だ」

ξ゚⊿゚)ξ「でも……大丈夫なの……?」

( ^ω^)「まぁ、なるようになるんじゃないかお?」

ブッ休はにこやかに笑うと、空を仰ぎながらこう言った。



( ^ω^)「主人公だし(笑)」


ξ゚⊿゚)ξ(えぇ…)



76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 21:12:19.84 ID:qHpNsc1V0


そんなこんなで、ブッ休達は町に着いた。

久しぶりの町は活気にあふれ、それだけでブッ休は心が高揚した。

ブッ休はおツンの手を引き、囁く。

( ^ω^)「少し、歩こうか」

ξ゚⊿゚)ξ「いや、越後屋いこうよ?」

( ^ω^)「恋愛へ移行は無理か……」

ブッ休達は真っ直ぐに越後屋に向かった。

やがて橋が見えてきて、その横には大きな店、越後屋。

その店の前でニヤニヤとほくそ笑む男が一人。




(‘_L’)「わたるなよーw わたるなよーw」



( ^ω^)(うわ……)

80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 21:15:59.09 ID:qHpNsc1V0


( ^ω^)「あんたが越後屋さんかお?」

(‘_L’)「ん? なんですか君は?」

( ^ω^)「旅の僧だ」

(‘_L’)「どうみても子坊主にしか見えませんが……」

( ^ω^)「黙れお 町の人が困ってるんだお」

(‘_L’)「これはこれはw いきなり不躾な方ですね」

( ^ω^)「あんたには負けるお」

ξ゚⊿゚)ξ「そーよ! 意地悪はやめてよ!」

(‘_L’)「ほう……」





(‘_L’)「なかなかイイ幼女じゃないですか……」


( ^ω^)(えぇ……)

ξ゚⊿゚)ξ(ロリコンかよ……)

84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 21:19:23.70 ID:qHpNsc1V0



(‘_L’)「これはなかなか、そそられますね」

( ^ω^)「何言ってんだお」

(‘_L’)「かつて幼女に手を出し……その親に片腕を飛ばされた身ですが……」

(‘_L’)「フフフ……傷口が疼くわ……」

( ^ω^)(イっちまってる……)

ξ゚⊿゚)ξ(やだ……怖い……)

(‘_L’)「まぁ幼女は後で頂くとして、意地悪とは?」

( ^ω^)「とぼけるなお あの立て札のことだお」

(‘_L’)「あぁ、あれですか(笑)」



88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 21:22:54.28 ID:qHpNsc1V0


(‘_L’)「私の所有物をどうしようと、私の勝手じゃないですか?」

( ^ω^)「それで町の人が困ってるんだお もう少し考えろお」

(‘_L’)「ほう……私に意見すると?」

すると越後屋は背を向け、片腕を上げた。


(‘_L’)「この町が繁栄したのは、この越後屋フィンレンクトがあってこそ!」


(‘_L’)「だから私は私の好きにするだけだ! 誰にも文句は言わせん!」


( ^ω^)(うっぜぇ……)



91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 21:27:43.21 ID:qHpNsc1V0



(‘_L’)「別に渡りたいなら、渡ればいいんじゃないですか?」


(‘_L’)「泳ぐとか(笑)」


ξ#゚⊿゚)ξ「くっ……!」

( ^ω^)「……」

(‘_L’)「赤くなった顔も可愛らしいですね フヒヒwww」

( ^ω^)「おツンちゃん」

ξ゚⊿゚)ξ「え?」

( ^ω^)「ここは僕に任せるお」








(‘_L’)(おちんちん……だと……?)


96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 21:30:50.49 ID:qHpNsc1V0



するとブッ休は、橋の手前で座禅を組み、精神を集中し始めた。


( ^ω^)(このはし……わたるべからず……)


( ^ω^)(どこかにきっと……突破口があるはずだお……)


( ^ω^)(このはし……はし……)


(  ω )「ポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポク」


ブッ休が、とんちモード(スピリチュアルファンタジスタ)に入った。

101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 21:34:24.25 ID:qHpNsc1V0


ξ゚⊿゚)ξ「ブッ休……頑張って……!」

拳を握り、ブッ休を応援するおツン。

そんなおツンを見て勃起するフィンレンクト。

見ればいつのまにか、周囲に人だかりができていた。

皆の視線を一身に浴び、ブッ休は精神kskを続ける!


(  ω )「ポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポク……」


空気が、歪んだ。

105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 21:36:36.41 ID:qHpNsc1V0




ks……k……

                 k……s……k……


        高鳴る鼓動。



      ksk……ksk……!


        繋がる意思。



     呼 応 す る k s k !!




       『 k s k ! !』



109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 21:39:57.48 ID:qHpNsc1V0


町民『ksk!ksk!』


町民が、一体となり叫ぶ。

ksk、kskと。

ブッ休の空気を肌に感じ、共鳴したのだ。


町民『ksk!ksk!』

ξ゚⊿゚)ξ「ksk!ksk!」




(‘_L’)「幼女! 幼女!」

一人だけ、違った───






(  ω )「ポクポクポクポクポクポクポクポクポク───」


114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 21:43:20.07 ID:qHpNsc1V0




( ^ω^)「ブッ」





町民(えぇ……)





ブッ休が、確たる答えを掴んだ。



そしてその答えを。


ベストアンサーオブブッュウ
約束されし勝利の剣を──抜いた──

119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 21:46:18.90 ID:qHpNsc1V0


( ^ω^)「みんな」

ブッ休は振り向き、注目する町民達を見た。

( ^ω^)「答えを、見つけたお」

町民「ざわ……ざわ……」









(‘_L’)「さわ……さわ……」

ξ#゚⊿゚)ξ「どこさわってんのよ!」



124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 21:50:38.33 ID:qHpNsc1V0


ブッ休はゆっくりと歩き出した。

そして止まった先には、あの立て札。

( ^ω^)「……」

そして、おもむろにそれを引き抜いた。



町民『な……!?』

( ^ω^)「さぁ、俺についてくるんだお」

ブッ休が、歩く。

橋の上を、堂々と。


(;‘_L’)「なッ!? 馬鹿なッ!?」


ブッ休の後に、町民達も続く。

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 21:53:14.19 ID:qHpNsc1V0


( ^ω^)「簡単な、ことだお」




( ^ω^)「皆で渡れば、怖くない」




町民『皆で渡れば……怖くない!』



( ^ω^)「そうだお! こんなもんははなっから無視すればいいんだお!!」



町民『天才現る!天才現る!』


(‘_L’)「ちょ、ちょっと?」


133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 21:57:45.01 ID:qHpNsc1V0



そして町は、ブッ休と一つになった。


歓声が巻き起こり、橋の真ん中でブッ休の胴上げが行われた。


(‘_L’)「……皆で力を合わせる……私は……大切な事を忘れていたようだ」


それを見て、フィンレンクトは悔しそうに顔を伏せた後に、笑った。

(‘_L’)「私には……あの中に加わる資格などない……か……」

寂しそうに背を向け、彼は越後屋の中へと戻って行った。


町民『わっしょい! わっしょい!』









そして橋は倒壊した。

137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 22:00:12.06 ID:qHpNsc1V0


※アイキャッチ


('A`)「ブッ休!」


(´・ω・`)「ブッ休!」


( ・∀・)「ブッ休!」


( ^ω^)「あわてないあわてない ひとやすみひとやすみ」


第一話、完。

144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 22:05:18.55 ID:qHpNsc1V0
>>114訂正
ベストアンサーオブブッキュウ
約束されし勝利の剣



一休さんでは、「このはし(端)わたるべからず」と解釈し、
橋の真ん中を歩きました

当時、必ずこう思った人はいるでしょう


(えぇ……)




145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 22:07:26.43 ID:qHpNsc1V0



第二話




「本物は、どっちだ」








148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 22:09:47.90 ID:qHpNsc1V0


( ^ω^)「風邪ひいた」

ξ゚⊿゚)ξ「まさか橋が重みに耐えきれなかったなんて……」

( ^ω^)「まぁ、問題は解決? したからいいお」

ξ゚⊿゚)ξ「そうね」


ガラッ


('A`)「よう、お二人さん」

( ^ω^)「ドッ休かお どうしたんだお?」

ξ゚⊿゚)ξ「お邪魔してるわ」

('A`)「よ、おツンちゃん で、ブッ休」

( ^ω^)「なんだお?」

('A`)「朗報だ」

151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 22:12:52.59 ID:qHpNsc1V0


('A`)「すっげぇ美人がきてる」

( ^ω^)「まじかお?」

('A`)「あぁ、今アラ尚様が対応してるぜ」

( ^ω^)「あの爺で大丈夫なのかお?」

('A`)「しらねーけど、これは……」

( ^ω^)「覗き見るしか、あるまいて」

('A`)「そういうことだ モラ休とショッ休もいるぜ」

( ^ω^)「抜けがけとはいただけない奴等だ」

('A`)「てことで、俺達も行こうぜ」

ξ゚⊿゚)ξ「まったく……男の子はこれだから……」

( ^ω^)「おツンちゃんもいくお」

ξ゚⊿゚)ξ「はいはい」

153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 22:15:49.59 ID:qHpNsc1V0


(´・ω・`)「お、きたね」

( ・∀・)「おせーよ」

( ^ω^)「仕方ねーお さっき聞いたばっかなんだし」

(´・ω・`)「まぁ……みてごらん」

( ・∀・)「すごい美人だぜ」

ブッ休達はみたらし団子のように重なり、ふすまの隙間から中を覗いた。

( ・∀・)
(´・ω・`)
( ^ω^)
('A`)
ξ゚⊿゚)ξ

の順番である。


158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 22:21:28.06 ID:qHpNsc1V0


ふすまの向こう、アラ尚と向き合い、座るのは。


川 ゚ -゚)


年は二十歳を過ぎたあたりだろうか。
長く美しい黒髪が、見事に着こなしている白色の和服に映える。
白紙に書かれた卓越な文字の如く、思わずほうっと溜息をもらしてしまう。
しゃんと伸ばした背筋は、真っ直ぐな性格を彷彿とさせる。

一文字で表すなら、『美』
女性は均整のとれた、美そのものだった。












/ ,' 3「スリーサイズは?」

( ^ω^)「おい 誰かあいつ黙らせろ」

161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 22:23:50.27 ID:qHpNsc1V0


(´・ω・`)「アラ尚様……さすがだ」

( ^ω^)「なにがだよ」

( ・∀・)「ある意味、さすがだね」

ξ゚⊿゚)ξ(なんかくさい……)

('A`)(おツンちゃんの……上……)

( ^ω^)「いやねーよ 固まってんじゃん美人さん」






川 ゚ -゚)

163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 22:27:08.77 ID:qHpNsc1V0


やがて、女性は美しい赤い唇を開いた。


川 ゚ -゚)「スリーサイズは……」


川 ゚ -゚)「読者の想像に任せる」


凛とした表情でよくわからないことを言った。

/ ,' 3「いい、切り返しじゃわい……フフ……血が滾るのう……」



( ^ω^)「なんでだよもういいよあいつ」

(´・ω・`)「まぁまぁ 黙って見ていようじゃないか」

('A`*)(やべ……勃起してきた……)

ξ゚⊿゚)ξ(……?)

164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 22:30:14.50 ID:qHpNsc1V0


/ ,' 3「して、この暗黒寺になんの御用ですかな?」

川 ゚ -゚)「聞けば、和尚様は孤児を引き取り、世話をしているとか」

/ ,' 3「ほっほっ 悪ガキどもの世話は、老いた身には堪えるものがありますわ」

川 ゚ -゚)「ご謙遜を 見ればまだまだ現役のご様子ではありませんか」





( ^ω^)「性的な意味で現役だお」

(´・ω・`)「女性を見るとあれだからね……」

('A`*)(いいよな……当てちゃっても……)

ξ゚⊿゚)ξ(なに……なんか固い物が……)


167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 22:34:00.15 ID:qHpNsc1V0


川 ゚ -゚)「そんなお話を聞いて、一つ差し入れを持ってきました」

/ ,' 3「ほう……」

川 ゚ -゚)「お口に合うかわかりませんが……どうぞ」

/ ,' 3「これは……」

アラ尚が差し出された箱の蓋を開けた。

/ ,' 3「おはぎですか」

川 ゚ -゚)「えぇ、おはぎです」




( ^ω^)「うまそーだお!」

(´・ω・`)「うん 食べたいね」

( ・∀・)「おはぎとか久しぶりに見るなぁ」


('A`*)(コン……コン……)

ξ゚⊿゚)ξ(なんだろう……小さい……棒……?)

170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 22:36:36.84 ID:qHpNsc1V0


/ ,' 3「一つ、食べてみて下され」

その一言で、場に緊張が張り詰めた。

川 ゚ -゚)「……ふふっ 毒など入ってはいませんよ?」

/ ,' 3「そんなことは言っておりませんよ」

/ ,' 3「どうですかな?」

川 ゚ -゚)「仕方ありませんね」

すると女性が、おはぎの一つを手に取り、口に運んだ。




そして、一つのおはぎを平らげる。


172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 22:39:34.39 ID:qHpNsc1V0



川 ゚ -゚)「安心されましたか?」

/ ,' 3「これはとんだ失礼を、ありがたく、頂戴します」

川 ゚ -゚)「いえ、皆さんで食べて下さい」

/ ,' 3「ところで……」

川 ゚ -゚)「何か?」

/ ,' 3「Sですか?Mですか?」

( ^ω^)「おい そこまでだエロ爺」

/ ,' 3「な、なんじゃ!? 見てたんか!?」

川 ゚ -゚)「Sです」

( ^ω^)「えっ? 答えちゃうの?」


174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 22:43:17.33 ID:qHpNsc1V0


(´・ω・`)「おいしそうです ありがとうございます」

( ・∀・)「わざわざどうもです」

川 ゚ -゚)「いえ 世は戦乱……女身一つでも、何か子供達の為にと思い」

/ ,' 3「素晴らしい女性じゃぁ……ありがたやありがたや……」

( ^ω^)「疑ってたのにな」

/ ,' 3「うるさいわ! 今日越後屋にもらった菓子折り食ったら腹壊したんじゃ!」

( ^ω^)(やっぱ根にもってたんだ……)

川 ゚ -゚)「ふふっ 皆さんで、食べて下さい」

(´・ω・`)「あぁ、皆でいただこうか」

/ ,' 3「ふんっ 儂は後で食うから二個だけ残しておいてくれ」


175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 22:45:36.77 ID:qHpNsc1V0


( ^ω^)「あれ? ドッ休は?」

( ^ω^)

(^ω^)

















(*'A`*)「おツンちゃん……! おツンちゃん……!」

ξ;⊿;)ξ「いやぁぁぁぁ! 臭い!臭い!」

179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 22:47:28.08 ID:qHpNsc1V0


(^ω^)……


( ^ω^)「さて、食うかお」

( ・∀・)「おう」

(´・ω・`)「いただきまーす」


三人がおはぎを手にし、かぶりついた、その時。









( ゚ω゚)「オゴッ!」

(;・∀・)「アガッ!」

(´゚ω゚`)「ンァァァア!」

181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 22:50:01.17 ID:qHpNsc1V0


歯がおはぎを噛み切ることはなかった。


(;^ω^)「こ……これは……」

(;・∀・)「石……だと……?」

(´・ω・`)「まさか……」



すると、女性がいきなり立ち上がり後ずさった。



川 ゚ -゚)「フフフ……」





ポンッ




183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 22:52:26.29 ID:qHpNsc1V0


 ∧∧
川 ゚ -゚)「ははは! まんまと騙されたコンね!」

(;^ω^)「なっ!?」

/ ,' 3「狐……じゃと?」

( ・∀・)「まいったね」

(´・ω・`)「狐に騙されたか……」


 ∧∧
川 ゚ -゚)「いい気味だコン! 綺麗な女の格好をしていれば、男はすぐに騙されるコン!」


/ ,' 3「儂は見抜いてた」

( ^ω^)「お前もうだまってろよ」



188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 22:56:23.11 ID:qHpNsc1V0


 ∧∧
川 ゚ -゚)「ケケケ! じゃあさらばだコン!」

( ^ω^)「あ! にがさねぇお!」

( ・∀・)「追い掛けるぞ!」

(´・ω・`)「悪い事をしたらバチが当たることを教えてやる」



ダバダバダバー




/ ,' 3「……狐に……欲情したのか……」




アラ尚、七十二の冬。

新しい境地の発見であった。

192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 22:59:00.14 ID:qHpNsc1V0




(*'A`*)「ハァ……ハァ……」


ξ#゚⊿゚)ξ「おい このクサレ野郎 床をなめろ」


(*'A`*)「はいっ! ツン様! どうぞ踏みつけて下さい!!」


ξ゚⊿゚)ξ「フフフ……いい子ね……思いっきり踏んづけてやるわ」



こちらでも二人。

何かに目覚めていた。


197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 23:03:17.11 ID:qHpNsc1V0


( ^ω^)「あ! あっちだお!」

( ・∀・)「あの野郎……絶対ゆるさねぇ!」

(´・ω・`)「あっちは……ご本尊がある本殿じゃないか」

( ^ω^)「馬鹿だお あそこは入口一つしかないお」

( ・∀・)「袋の鼠ならぬ、ふくろの狐か」

(´・ω・`)「急ごう」


そして三人は本殿へと入っていった。

少し遅れて、アラ尚も。


/ ,' 3「ククク……」


その手には、ロープとムチが握りしめられていた。

201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 23:06:21.62 ID:qHpNsc1V0


本殿は静寂が保たれていた。

( ^ω^)「お……とりあえず、入口を閉めるんだお」

( ・∀・)「あぁ……っと、アラ尚様?」

/ ,' 3「ふふふ……狐とSMをする日がこようとは」

( ^ω^)「おい そいつ入れんな 絶対入れんな」

/ ,' 3「な、なんじゃい! 儂も入れんか!」

( ^ω^)「うっせくんな変態爺」

(´・ω・`)「……ムチだけはおいてください」

/ ,' 3「仕方ないのう……」

ムチを外に置き、アラ尚が入ったところで入口は閉められた。


202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 23:09:52.29 ID:qHpNsc1V0



(´・ω・`)「さて……」

( ・∀・)「圧倒的違和感が……」

( ^ω^)「あれかお……」

暗黒寺にある一つの仏像。

それとそっくりな物が、二つあった。

それは小さな仏像で、位置を動かされ並んでいる。

つまりは。


( ^ω^)「どっちかが化けた狐ってことかお……」

(´・ω・`)「そのようだね」


205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 23:12:14.31 ID:qHpNsc1V0


/ ,' 3「ブッ壊せばわかるんじゃね?」

( ^ω^)「あんた仮にも和尚だよね?」

(´・ω・`)「仏像を叩くとか……なんというばちあたりな……」

/ ,' 3「ふんっ! いってみただけじゃもん!」

( ^ω^)「こいつ……」

( ・∀・)「さーて、どうしようか」

(´・ω・`)「うーん……」

( ^ω^)「見れば見るほどクリソツだお……」

/ ,' 3「……ブッ休よ」

( ^ω^)「あ?」


206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 23:14:24.39 ID:qHpNsc1V0



/ ,' 3「今こそ、とんちの時じゃ」

( ^ω^)「!」

(´・ω・`)「そうだ ブッ休のとんちがあるじゃないか」

( ・∀・)「困った時の、ブッ休とんちが!」

( ^ω^)「なんという半ば強制的な展開」

/ ,' 3「黙れ! やれ!」

(´・ω・`)「さぁ! kskksk!」

( ・∀・)「ksk!ksk!」

( ^ω^)「はぁ……しょうがねぇお」


211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 23:17:52.21 ID:qHpNsc1V0


そしてブーンがスピリチュアルファンタジスタに入る。


(  ω )「ポクポクポクポクポクポクポクポクポク」


(´・ω・`)「ksk!」

( ・∀・)「ksk!」

/ ,' 3(狐に踏まれる……狐に踏まれる……!)



意識は集い、kskする!



(  ω )「ポクポクポクポクポクポク」(そういえばドッ休どうしたのかなー)




216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 23:20:46.70 ID:qHpNsc1V0




( ^ω^)「ブッ」


化けた狐
  ∧∧
(川 ゚ -゚))(えぇ……)


( ^ω^)「閃いたお!」

(´・ω・`)「さすがだブッ休」

( ・∀・)「どんな方法だ?」


ブッ休はアラ尚を見て、言った。

219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 23:24:57.10 ID:qHpNsc1V0


( ^ω^)「おい爺」

/ ,' 3「お前ちょっと、いい加減にしろよ?」

( ^ω^)「うるせーよ えーと、アラ尚様がお経を唱えると、仏像っていつも舌を出してましたおね」

(´・ω・`)(! なるほど……それで舌を出す様に仕向けるわけか)

(´・ω・`)「ああ、そうだったね」

( ・∀・)「うん、出してた出してた」

( ^ω^)「だおだお だからアラ尚様がお経を読めば、一発でわかるお!」








/ ,' 3「え?」

225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 23:27:48.46 ID:qHpNsc1V0


( ^ω^)「……」

(´・ω・`)「……」

( ・∀・)「……」



( ^ω^)「いやほら、舌出してたじゃん?」

/ ,' 3「仏像が舌出すわけねーだろ バカジャネーノ」

(#^ω^)「この野郎……」




化けた狐
  ∧∧
(川 ゚ -゚))(あぶねぇ……)


231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 23:31:25.67 ID:qHpNsc1V0


( ゚ω゚)「出してたじゃん! 思い出せよこの野郎!」

/ ,' 3「知るか! お経の時は目を瞑ってるから知らんのじゃ!」

( ^ω^)「あ、なるほど」

(´・ω・`)「そういえばそうだったね」

( ・∀・)「アラ尚様、この仏像はお経を聞くと舌を出すんですよ」

/ ,' 3「え? なにそのホラー 普通に怖いんだけど」

( ^ω^)「まぁまぁ だからここは一つ、お経をとなえてみて下さいお」

/ ,' 3「ふむ……あまり気が進まんが……」



化けた狐
  ∧∧
(川 ゚ -゚))(え? まじで?)

237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 23:37:17.73 ID:qHpNsc1V0



ぽくぽくぽくぽく

/ ,' 3「なむだいじだいひきょうぐきょうなん……」

( ^ω^)「鬼の手呼ぶ時ってこうだっけ?」

(´・ω・`)「うろ覚えだなぁ……」

( ・∀・)「適当にも程が……」


ぽくぽくぽくぽく

/ ,' 3「なむなむなむなむなむなむなむ(お経はイメージです)」


化けた狐
  ∧∧
(川 ゚ -゚))(やべぇ……どうすりゃいいんだ……)


チーン

240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 23:40:59.29 ID:qHpNsc1V0


ぽくぽくぽくぽくぽく

/ ,' 3「黄昏よりも暗きもの……血の流れより赤きもの……」

( ^ω^)「まてーや」

/ ,' 3「……チッ」



/ ,' 3「ナムナムナムナムナムナム」


そしてお経は、絶頂を迎える。


チーン!



ニュッ

244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 23:43:23.12 ID:qHpNsc1V0



舌が、出た。













両方から───










( ^ω^)「えっ?」

253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 23:47:40.92 ID:qHpNsc1V0


( ^ω^)「ちょ、ま、え?」

(´・ω・`)「あ、あれ……?」

( ・∀・)「え? え? なになに?」

化けた狐
  ∧∧
(川 ゚ -゚))(よし! 勝った! 私は賭けに勝った!)


/ ,' 3「ふぅ……で、どうじゃった?」

( ^ω^)「あ……うん……で、でたよ」

(´・ω・`)「その……なんというか……」

( ・∀・)(えぇ……)

( ^ω^)「原作だと出した方を縛って終わるのに……」


258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 23:51:38.09 ID:qHpNsc1V0


( ^ω^)「どーすんのこれ」

(´・ω・`)「う、ううん……」

( ・∀・)「ていうか、何? 今まで舌出てたってこと?」

( ^ω^)「いや……そんなはずは……」



/ ,' 3「ふふふ……」



/ ,' 3「どうやら……儂の願いが天に届いたようじゃて……」



/ ,' 3「舌を出してくれと願いながらお経を読んだんじゃわい!」




( ゚ω゚)「てめぇええええはああああああああ余計なことおおおおおおおおお!!!」

264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/15(木) 23:57:53.73 ID:qHpNsc1V0


(´・ω・`)「……さすがの僕も怒りを鎮める事が出来ない」

(´・ω・`)「その身に受けるか? アルファベットZの刃を」

( ・∀・)「危うくオーバーゼニスするとこだった」

( ^ω^)「正直エクシード」

/ ,' 3「まてまて……お前らが舌出すって言うから……」



( ^ω^)「どーすんだよ どーすんだよ!」

(´・ω・`)「うーん……」

( ・∀・)「どうしようね……」


化けた狐
  ∧∧
(川 ゚ -゚))(アホだこいつら)

267 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/15(木) 23:59:18.72 ID:qHpNsc1V0
日付変わる前に酉

271 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 00:01:43.29 ID:e4s4eA6o0


( ^ω^)「……あれ?」

(´・ω・`)「ん? どうした?」

( ^ω^)「あれ……みてくれお」


化けた狐
  ∧∧
(川 ゚ -゚))(な、なんだなんだ?)


(´・ω・`)「あ」

( ・∀・)「あ」










化けた狐
  ∧∧ ピョンピョン!!
(川 ゚ -゚))(……?)

275 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 00:03:51.69 ID:e4s4eA6o0


( ^ω^)「耳ー! 耳ー! 確保ォー!!」

(´・ω・`)「急げ!モラ休!」

( ・∀・)「合点!」



化けた狐
  ∧∧
(川;゚ -゚))「し、しまったああああああ!!」






こうして、狐はお縄についた。

280 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 00:08:18.06 ID:e4s4eA6o0

 ∧∧
川 ゚ -゚)「なんという……屈辱コン……」

( ^ω^)「まったく人騒がせな……」

/ ,' 3「まったくじゃ」

( ^ω^)「お前が言うな」

(´・ω・`)「さーて、どう料理してやろうか」

 ∧∧
川;゚ -゚)「も、もう悪い事はしないコン! 許してほしいコン!」

( ・∀・)「反省してるみたいだけど……さて、本当かどうか」

( ^ω^)「熱湯に入れてみようか」

/ ,' 3「それはまた良い反応を期待できそうじゃ!」

( ^ω^)「お前も入れてやるからな」


285 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 00:12:42.56 ID:e4s4eA6o0


( ^ω^)「まぁ……悪さはこれっきりにしておけお」

 ∧∧
川 ゚ -゚)「コンコン! もうしないコン!」

/ ,' 3「えー逃がしちゃうのー?」

( ^ω^)「頼むから黙れ」

(´・ω・`)「それにしても、なんでこんなことをしたの?」

( ・∀・)「なんでコンなってかwwwwwショッ休それはねーよwwwww」

(´・ω・`)(えぇ……そんなつもりは……)



狐は涙を流しながら、話しだした。


289 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 00:16:49.93 ID:e4s4eA6o0

 ∧∧
川 ;-;)「実は……ずっとこの寺を山から見てたんだコン……」

 ∧∧
川 ;-;)「お父さんとお母さんが死んじゃって……それでここの人達が楽しそうで……」

 ∧∧
川 ;-;)「……羨ましかったんだコン……」

( ^ω^)「狐……」

 ∧∧
川 ;-;)「ごめんなさいコン……もう悪さはしないコン……ずっと山で大人しくしてるコン……」

( ^ω^)「……」


ブッ休、ショッ休、そしてモラ休は顔を見合わせた後に、頷いた。


( ^ω^)「その必要はないお」

 ∧∧
川 ;-;)「えっ?」


291 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 00:20:13.65 ID:e4s4eA6o0


( ^ω^)「救いのない糞爺はいるけど、お前がよかったらここにいればいいお」

 ∧∧
川 ;-;)「えっ、えっ?」

( ・∀・)「あぁ、住んじゃってもいいんじゃないかな」

(´・ω・`)「家族が増えるのは嬉しいからね」

 ∧∧
川 ;-;)「み、みなさん……」

( ^ω^)「名前を、聞かせてくれるかお?」

 ∧∧
川 ;-;)「……フォkkぐすっ……フォックーです」





( ^ω^)「フォッ休かお」




 ∧∧
川 ;-;)「えっ?」

298 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 00:24:44.10 ID:e4s4eA6o0


(´・ω・`)「よろしくね、フォッ休」

( ・∀・)「よく見ると可愛い狐じゃないか よろしく、フォッ休」

 ∧∧
川 ;-;)「いや……名前……ちが……」

/ ,' 3「フォッ休、今夜儂の寝室にきなさい」

( ^ω^)「とりあえず、こいつを縛っておこうか」





こうして、名前は間違っているがフォックーはブッ休達の家族となった。





 ∧∧
川 ;-;)(まぁ……いっか)


第二話、終。

302 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 00:26:09.27 ID:e4s4eA6o0
 



















       
     ('A` ) ハッ
     (====)
   __ (⌒(⌒ )
 /\ ̄ ̄し' ̄\
  ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄
      | |
     / \


308 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 00:27:54.43 ID:e4s4eA6o0
アルファさん、btcmさん、砂漠さん、一家さん、ごめんなさい

お付き合いありがとうございました

333 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 01:52:57.17 ID:e4s4eA6o0


(‘_L’)「……ということです」

(   )「ほぉ……そのような男が……」

(‘_L’)「……はい」

(   )「ふふ……一つ、試してみるかの」


それはゆっくりと、ブッ休に忍び寄った。



(   )「さて、そのとんちとやら、どれ程のものか」





( ´∀`)「このモナーが、見極めてくれるわ」


334 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 01:55:00.67 ID:e4s4eA6o0







最終話「Lastonti~ラストんち~」










337 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 01:57:50.31 ID:e4s4eA6o0


( ^ω^)「第二話終って続くみたいだったからこれで終わらすお」

ξ゚⊿゚)ξ「何言ってるの?」

( ^ω^)「いや、なんでもないお」

ξ゚⊿゚)ξ「へーんなの」

('A`)「お、ここにいたかブッ休」

( ^ω^)「ドッ休かお どうしたんだお?」


ξ゚⊿゚)ξチラッ

('A`*)ビクン!!



( ^ω^)「……?」

339 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 01:59:49.71 ID:e4s4eA6o0


('A`)「あ…お前に……客が……」

( ^ω^)「客? 誰だお?」

('A`)「わ……わかんないけど……」

( ^ω^)「? どうしたんだお?」

ξ゚⊿゚)ξ「なーんでもないわよねぇ……ドッ休?」

('A`*)「は……はい!」







('A`*)「おツン様!」







( ^ω^)「えっ?」

341 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 02:03:39.88 ID:e4s4eA6o0


ξ゚⊿゚)ξ「なんでもないわ」

( ^ω^)「そ、そうですか でも何か、ドッ休の様子がおかしいですが」

ξ゚⊿゚)ξ「そんなことないわよねぇ?」

('A`)「あぁ! 大丈夫だ! ここは俺に任せて先に行け!」

( ^ω^)「……よくわからんけど……客ってどこだお」

('A`)「アラ尚様が自室で対応してるはずだ」

( ^ω^)「わかったお」

ξ゚⊿゚)ξ「じゃあ、またねブッ休」

( ^ω^)「お、おツンちゃんはこないのかお?」

ξ゚⊿゚)ξ「私は……用事思い出しちゃった」



ξ゚⊿゚)ξチラッ


('A`*)ビクビク!!


342 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 02:06:09.67 ID:e4s4eA6o0


( ^ω^)「そうかお じゃあいってくるおー」

ξ゚⊿゚)ξ「またね」

('A`)「ま、またな!」

( ^ω^)(フォッ休からこっち……二人が怪しいお……)



そんなこんなで、ブッ休はアラ尚の部屋へと向かった。






( ^ω^)「入るおー」


/ ,' 3「おう」


344 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 02:08:03.45 ID:e4s4eA6o0


ガラッ


( ^ω^)「お邪魔しま……」


N| "゚'` {"゚`lリ


/ ,' 3


( ^ω^)


N| "゚'` {"゚`lリ


/ ,' 3


( ^ω^)


N| "゚'` {"゚`lリ


/ ,' 3(やべぇ……空気が重い……)

345 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 02:10:48.49 ID:e4s4eA6o0

N| "゚'` {"゚`lリ「君がブッ休くんかい?」

( ^ω^)「そうですお」

( ^ω^)(なにこの……いかんともしがたい威圧感というかなぜか押し倒されそうな予感)

/ ,' 3(助かった……)

N| "゚'` {"゚`lリ「なるほど……将軍様が目をつけただけのことはある」


N| "゚'` {"゚`lリ「イイ、男だ」


( ^ω^)「……?」


N| "゚'` {"゚`lリ「将軍様は目を付けたが……俺はツバをつけようかな」




( ^ω^)「えっ?」


346 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 02:13:49.85 ID:e4s4eA6o0

( ^ω^)「あんた誰よ」

N| "゚'` {"゚`lリ「これは失礼した 拙者は安部エモンと申す」

( ^ω^)「武士が俺に何の用だお」

N| "゚'` {"゚`lリ「上様から、君を連れて来いと言われてね」

(;^ω^)「う、上様?」

N| "゚'` {"゚`lリ「そう 足利モナー様だ」

( ^ω^)「なんでまたそんなとんでもない人が」

N| "゚'` {"゚`lリ「君の噂を、聞いたんだよ」

( ^ω^)「はぁ」

N| "゚'` {"゚`lリ「とんちとやら……上様が興味を持ってね」

( ^ω^)「はぁ」

N| "゚'` {"゚`lリ「拙者も君に興味を持ったがね」

( ^ω^)「やめてください」


349 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 02:16:23.36 ID:e4s4eA6o0

N| "゚'` {"゚`lリ「ということで、城までご同行願おうか」

( ^ω^)「それは……命令かお?」

N| "゚'` {"゚`lリ「上様直々の命令だ」

( ^ω^)「……断ったら?」

N| "゚'` {"゚`lリ「残念だが……切り捨てなければいけない」

( ^ω^)「めんどくせぇ……」

N| "゚'` {"゚`lリ「それか、拙者に後ろの穴」

( ^ω^)「いきますいきます」

N| "゚'` {"゚`lリ「そうか 残念だよ」

( ^ω^)「なんでだよ」


351 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 02:19:50.57 ID:e4s4eA6o0

( ^ω^)「はぁ……じゃあいってくるお爺」

/ ,' 3「早く出てってくれ 男臭くてかなわん」

N| "゚'` {"゚`lリ「さすがに爺には欲情しないさ」

( ^ω^)「こいつは今、動物に欲情してます」

N| "゚'` {"゚`lリ「ほう……そいつは興味深い……」

/ ,' 3「うるさい! フォッ休は動物じゃない!」


すると、聞いていたのかふすまがあいてフォッ休が飛び込んできた。

 ∧∧
川 ゚ -゚)「なんか呼んだコンか?」

N| "゚'` {"゚`lリ「へぇ……こいつぁ珍しい……」



353 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 02:21:44.12 ID:e4s4eA6o0

 ∧∧
川 ゚ -゚)

N| "゚'` {"゚`lリ

 ∧∧
川 ゚ -゚)

N| "゚'` {"゚`lリ「メスには興味ないがね」

 ∧∧
川 ゚ -゚)「失礼な奴だコン」

( ^ω^)「あ、そうだフォッ休」

 ∧∧
川 ゚ -゚)「?」

( ^ω^)「一人は不安だからついてきて」

 ∧∧
川 ゚ -゚)「どこに?」

( ^ω^)「お城」

 ∧∧
川 ゚ -゚)「お城!?」

354 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 02:24:52.63 ID:e4s4eA6o0
 ∧∧
川 ゚ -゚)「いくいく!」

( ^ω^)「オーケイ じゃあいこうか」

N| "゚'` {"゚`lリ「やれやれ 遊びにいくんじゃないんだぞ?」

( ^ω^)「大目に見ろお」

 ∧∧
川 ゚ -゚)「みろみろ!」

N| "゚'` {"゚`lリ「まったく……」

( ^ω^)「ドッ休っていうイキのいい奴を紹介してやるお」

N| "゚'` {"゚`lリ「ガッテン承知」








('A`)(えっ……なんだこの悪寒……)

ξ゚⊿゚)ξ「休むな 舐めろ」

('A`*)「はいいいい! ツン様アアァァァ!」

357 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 02:28:16.80 ID:e4s4eA6o0


そして二人と一匹は、暗黒寺を後にした。

お城は、町を抜けてすぐのところにある。
一瞬お城を物凄い遠い設定にして冒険物になりそうになった。

危ない、所だった。

( ^ω^)「おー 馬とか初めて乗るお」

 ∧∧
川 ゚ -゚)「楽ちんだコン!」

N| "゚'` {"゚`lリ「おいおい あまり動くなよ」


ブッ休とフォッ休は安部エモンが引く馬にまたぎ、はしゃいでいた。



360 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 02:31:07.85 ID:e4s4eA6o0


( ^ω^)「安部エモンさん」

N| "゚'` {"゚`lリ「どうした?」

( ^ω^)「そんな有名になるほどとんちを披露した覚えないんだけど」

N| "゚'` {"゚`lリ「拙者は言われただけだからな よくは知らん」

( ^ω^)「使えねぇケツアゴだお」

N| "゚'` {"゚`lリ「ハハッ なかなかに言うじゃない」





N| "゚'` {"゚`lリ「そのケツアゴで頬をスリスリしてやろうか」





( ^ω^)「ごめんなさい」

361 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 02:33:45.78 ID:e4s4eA6o0


N| "゚'` {"゚`lリ「ごめん、阿倍だった」

( ^ω^)「えっ?」

N| "゚'` {"゚`lリ「こっちの話だ」

( ^ω^)「よくわからん奴だお」


ザッザッザッ


( ^ω^)「しかし」

( ^ω^)「馬ってケツが痛いもんだおね」

N| "゚'` {"゚`lリ「木でできたのはもっと痛いぞ」

( ^ω^)「乗ったことあんのか……」


363 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 02:36:49.81 ID:e4s4eA6o0

 ∧∧
川 ゚ -゚)「なんかでっかいのが見えてきたコン!」

( ^ω^)「おー あれがお城だお」

 ∧∧
川 ゚ -゚)「でけー! でけー! ビックサプライズやでぇ!」

( ^ω^)「ハハッ 落ち着け」

N| "゚'` {"゚`lリ「そうそう」

( ^ω^)「ん?」

N| "゚'` {"゚`lリ「この前、越後屋がきていたな」

( ^ω^)「あいつかお」

 ∧∧
川 ゚ -゚)(なにこの言い知れぬ悪寒)


365 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 02:40:49.04 ID:e4s4eA6o0

※フォッ休のイメージ


                      r_:┐
      iコ          _      d d
       d    r‐< ̄:::::::::: ̄>┐
            ハ ヽ `ー─‐r' / ハ
           VY        /::::',
            ノヽ、   __  |::::::::ヽ   ニ、
.       r‐r-、r'  。  ´    |::::::::l|::ヽ ∧
.        トイ  \ ー、_,   ニ  /|::::::::リ:::::∨ |
.       / |   }>r┬‐rv¬イ厶イV:::}:::::| |
     r‐く   |    / ヽ >'´/   |:::::/::::::| ,ノ
    └‐'  |   「`ト∠∠ _」 |:/:::::Nー─;ァ
         L___[`ー‐くXつ二〉 |人{_ト!   /
            √「`ー──‐1 ´   |` _/
         〈⌒ヽL._     _人__/ ̄\
            ヽ _ノ  `Trv7ノ  \_____>
               `^´

参考、ブーンと悪魔召喚プログラム様
     ttp://yamba03.blog19.fc2.com/


( ^ω^)(越後屋はたしか……ロリコン……)

367 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 02:43:41.88 ID:e4s4eA6o0

( ^ω^)「チェフェイ可愛かったなぁ」

N| "゚'` {"゚`lリ「拙者も登場したんだぜ?」

( ^ω^)「いたいた ペルソナだったおね」

N| "゚'` {"゚`lリ「また……読みたいな」

( ^ω^)「……だおね」



そして一同は、お城へと到着した。





(*‘_L’)「幼女ktkr」

( ^ω^)「予想通りすぎます」

368 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 02:46:11.86 ID:e4s4eA6o0

( ^ω^)「なんで越後屋がいるんだお」

(‘_L’)「将軍様に君を紹介したのは私だ」

( ^ω^)「めんどくさいことを……」

(‘_L’)「ふんっ 私まで遠い橋を渡るはめになったんだぞ」

( ^ω^)「自業自得だお」

(‘_L’)「お前のせいだろ!」

( ^ω^)「いや、意地悪しなきゃよかったんじゃ……」

(‘_L’)「あ……」

( ^ω^)「どいつもこいつも……」

N| "゚'` {"゚`lリ「上様がお待ちだ、行くぞ」


370 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 02:51:14.14 ID:e4s4eA6o0

 ∧∧
川 ゚ -゚)「高けえええええええ!」

( ^ω^)「原型がクーとは思えないお」

天守閣。

超たけぇ。

( ^ω^)「で……」



( ´∀`)「よくきたでおじゃる」

( ^ω^)「こないと処刑だし……」

( ´∀`)「まぁまぁ、とりあえず、座りなさい」

( ^ω^)「どうもどうも」

   ∧∧
(‘_川 ゚ -゚)「よいしょっ……」


371 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 02:53:31.86 ID:e4s4eA6o0





   ∧∧
(‘_川 ゚ -゚)





    ∧∧
(*‘_川;゚ -゚)ゾワワワワワワ
ハァハァ




( ^ω^)「おい やめろオヤジ」



374 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 02:58:44.04 ID:e4s4eA6o0


(*‘_L’)「幼女! 幼女!」

 ∧∧
川 ゚ -゚)「初めて人を殺したいと思ったコン」

( ^ω^)「許す」


(‘_L’)「ふんっ 幼女に興奮しただけではないか!」

( ^ω^)「黙れお」

(‘_L’)「なんだと! 貴様には幼女について色々詳しくだな……」


( ´∀`)「おい 黙ってろ」

(‘_L’)「あ、すんません……」



375 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 03:01:58.37 ID:e4s4eA6o0

( ´∀`)「さて、ブッ休よ」

( ^ω^)「はい」

( ´∀`)「とんちが得意と聞いている」

( ^ω^)「そんな大層なものじゃないですが」

( ´∀`)「謙遜しなくてもいい」

( ^ω^)「いやまじで」

( ´∀`)「そこで一つ、君に解決してほしいことがある」

( ^ω^)「めんどくせぇ……」

( ´∀`)「何か言ったか?」

( ^ω^)「めんどくせぇと言いました」

( ´∀`)「えっ ……あぁ、うん、ごめんね? でもお話進まないの」

( ^ω^)「はぁ」


376 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 03:06:25.52 ID:e4s4eA6o0


( ^ω^)「まったりやればいいと思いますが」

( ´∀`)「うん モノ申すの暇つぶしに見てくれればいいと思う」

( ^ω^)「むしろ、モノ申されたいんです」

( ´∀`)「やめろ それ以上言うとまた作者間だの暗黒面が」

( ^ω^)「はぁ」

( ´∀`)「で、この屏風を見てほしい」

モナーが指さした屏風には、見事な虎が描かれていた。

( ^ω^)「立派な屏風ですね」

( ´∀`)「そうだろうそうだろう 余のお気に入りじゃ」



377 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 03:09:06.17 ID:e4s4eA6o0

( ^ω^)「で、これがどうしたんですかお?」

( ´∀`)「実はこの虎、毎夜毎夜この中から飛び出すのだ」






( ^ω^)「えっ?」





( ´∀`)「本当なのだ……人も遅い、困り果てておる」

( ^ω^)「いや、ねーよw」

( ´∀`)「あるんだこれが……」

N| "゚'` {"゚`lリ「拙者のアゴも、虎に割られたのだ」

( ^ω^)(えぇ……)

379 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 03:11:52.72 ID:e4s4eA6o0

 ∧∧
川 ゚ -゚)「これはひどい」

( ^ω^)「ねー これはないわ」

( ´∀`)「本当なのじゃ!」

( ^ω^)「はぁ……」

( ´∀`)「そこで、ブッ休のとんちを用いて、この虎を大人しくさせてほしい」

( ^ω^)「んな無茶な」

( ´∀`)「できない、と申すか?」

( ^ω^)「いや、物理的に、常識的に、えぇー?」

( ´∀`)「……そなたのとんちとやらも、期待はずれだったようじゃの」

( ^ω^)「そんなこと言われても……」

 ∧∧
川 ゚ -゚)「アホ丸出し」

380 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 03:14:11.46 ID:e4s4eA6o0


(*‘_L’)「私も罵ってくれ!」

( ´∀`)「黙れ」

( ^ω^)「死ね」

 ∧∧
川 ゚ -゚)(視界に入らないでほしいコン……)



( ´∀`)「……で、できない、と?」

( ^ω^)「うーん……」

 ∧∧
川 ゚ -゚)「考えるだけ考えてみたらどうコン?」

( ^ω^)「そうしてみるかお……」


383 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 03:19:08.55 ID:e4s4eA6o0


 精神を、統一する。

(  ω )

 つられ、周囲も静寂に包まれた。
 座禅を組み、ブッ休は必死に思考を巡らせる。

 どうやって、屏風の虎を捕まえようか。
 どうやって、この話を終わらせようか──

(  ω )「ポクポクポクポクポクポクポクポクポクポク」


 思考は、kskしていく。

( ´∀`)「おぉ……」

N| "゚'` {"゚`lリ「イイ……男だ……」

 ブッ休のkskに魅入られたモナーと阿倍エモン。

 ∧∧
川 ゚ -゚)(がんばって!)

 フォッ休も、静かに祈る。

385 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 03:24:34.83 ID:e4s4eA6o0


(  ω )「ポクポクポクポクポクポクポクポク」


 刻むは、自家製木魚(ツリーフィッシュシンフォニー)
 
 限界まで高まったブッ休の精神力はついに。

( ´∀`)「な、なんと!」

N| "゚'` {"゚`lリ「浮いた……だと……?」
 
 それはもはや自力パフォーマンスではなかった。
 
 ブッ休の仏力はとどまる所を知らず、ついにはその身を浮かせるに至ったのだ。


(  ω )「ポクポクポクポクポクポクポクポク」


 kskは、限界を突破する───!


386 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 03:27:19.41 ID:e4s4eA6o0




( ^ω^)「ブッ」





ドスン!!



シンキングタイムの終了を告げる声と共に、ブッ休はあっさり落ちた。



( ´∀`)(えぇ……)

N| "゚'` {"゚`lリ(下に潜り込んでおくべきだったか……)

 ∧∧
川 ゚ -゚)(何度見ても間抜けだなぁ)



389 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 03:31:18.10 ID:e4s4eA6o0


( ^ω^)「……将軍様」

( ´∀`)「どうした?」

( ^ω^)「答えが出ましたお」

( ´∀`)「では、やってみせてくれ」

( ^ω^)「では、縄を用意してくださいお」

(‘_L’)っ「縄ならここに」

( ^ω^)「なんで常備してるんだ……」

(‘_L’)「いつでも幼女を捕まえられるからだ」

( ^ω^)「将軍様 虎よりこいつを先に捕まえません?」

( ´∀`)「余もそう思った」

(;‘_L’)「えっ ちょ、やだなぁ冗談ですよw ハハハw」


390 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 03:35:11.70 ID:e4s4eA6o0


そして、ブッ休は縄を携えて屏風の前に立った。

フィンレンクトは阿倍エモンに連れて行かれた。

( ^ω^)「……では」

( ´∀`)「まさかそれで屏風を縛るとでも?」

( ^ω^)「まさかまさか」

( ´∀`)「いっておくけど、屏風に傷をつけたら許さんぞ?」

( ^ω^)「大丈夫ですお」
                                                       アッー!>



( ^ω^)「では、虎を捕まえますから、虎を屏風から出してください」



391 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 03:36:53.06 ID:e4s4eA6o0


( ´∀`)「わかった」

























( ^ω^)「えっ?」


393 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 03:43:05.87 ID:e4s4eA6o0

( ^ω^)「わかったって、え?」

( ´∀`)「ちょっとまってくれ」

するとモナーは屏風の前に立ち、手を合わせ何かを呟き始めた。


( ´∀`)「オンキリキリバサラウンバッタ……」


( ^ω^)「ちょ、え? え? ほんとに出るの?」

 ∧∧
川 ゚ -゚)「まぁ、化け狐がいるし別に不思議は……」

( ^ω^)「いやいやないだろ この話ってこれで詰みでしょ?
      俺が詰んでんじゃん どういうことなの」
 ∧∧
川 ゚ -゚)「ブッ休はつんだ」

( ^ω^)「スイーツ(笑)」

( ^ω^)「ちげーよ あの将軍本気なんだけど えー?」


396 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 03:48:21.56 ID:e4s4eA6o0


( ´∀`)「足利家将軍の名の下に命ずる!」


( ´∀`)「獣よ! 現世へとその姿を示せ!」


モナーが力ある言葉を叫んだ瞬間、屏風が眩しく光りだした。


( ´∀`)「モナー!」


一際鋭い光を放った後、静かに、光は治まっていった。

そして、蠢く影が一つ。


『ガアアアアアァアァァァ!!!』


凄まじい咆哮と共に、それは現れた。


399 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 03:52:43.60 ID:e4s4eA6o0


( ^ω^)「でちゃったよ やいやい」

( ´∀`)「ふふ……足利家は代々デビルサマナーの血を引いているのだ」

( ^ω^)「知らねーよ なんだよその無理矢理設定」

( ´∀`)「お前が出せと……」

( ^ω^)「出せるなんて思ってなかったし お前の血で俺がヤバイ」

 ∧∧
川 ゚ -゚)「てか、出し入れ自由なら困らないんじゃ……」

( ´∀`)「いや、困る」

( ^ω^)「なんでよ」

( ´∀`)「普通は余が寝てる時に出るから、戻せない」

( ^ω^)「寝るな お前は寝るな」

( ´∀`)「寝たいもん!」

( ^ω^)「もう燃やせ 屏風を燃やせ」

( ´∀`)「やだやだ! お気に入りなんだもん!」

401 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 03:56:31.08 ID:e4s4eA6o0


『ガアアアアアァァァァァ!!』

虎が、獲物を探し始めた。

( ^ω^)「もういいから 俺が悪かったからあれ戻せ」

( ´∀`)「えっ?」

( ^ω^)「えっ?」

( ´∀`)「戻すか、呼ぶか、どっちか一日一回しかできないから…」

( ゚ω゚)「お前はああああああああぁぁぁぁぁあああ!!」

( ´∀`)「だって出せって!」

( ^ω^)「水掛け論はいらん! とにかくあの虎をなんとかするお!」

 ∧∧
川 ゚ -゚)「えらいこっちゃ」


403 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 04:00:37.68 ID:e4s4eA6o0


『ガアアアアァァ!』

(^ω^)

体長、三メートルと言ったところか。
余りに巨大な、虎だった。

( ^ω^)「無理! 絶対無理!」

( ´∀`)「どうしよう……」

( ^ω^)「いつもどうやって対処してるの?」

( ´∀`)「屏風を牢に移して放置……」

( ^ω^)「こいつ……」


するとフォッ休が、虎に近づいて行った。


(;^ω^)「ちょ、あぶねーお!」

405 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 04:04:49.68 ID:e4s4eA6o0


 ∧∧
川 ゚ -゚)「おいで」

 虎が視界に、フォッ休を捉えた。
 その目は鋭く、文字通り獲物を狙う、獣の目。
 
 ひたりひたりと、ゆっくりフォッ休に近づいてゆく。
 その虎を、彼女は静かに見つめていた。
 
 
 ∧∧
川 ゚ー゚)「遊んであげるわ」
 
 
 笑みを、浮かべながら───
 
 
 そして虎が、地を蹴った。
 そしてその動きは、獲物を捉える為ではない。
 
 虎を動かしたモノ。
 
 それは、恐怖と言う本能からだった。


407 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 04:08:47.70 ID:e4s4eA6o0

 ∧∧
川 ゚ -゚)「ふんっ」
 
 虎の素早く重い突進を、ひらりと横に跳びかわす。
 まるで、嘲笑うかのように。
 
 いや。
 
 実際に、見下していた。
 
 自分より遙かに大きな、遥かに強そうな、虎をだ。
 
 過信ではない。
 

 絶対的な、自信だった。

 ∧∧
川 ゚ -゚)「はぁッ!」
 
 ファッ休が右手に力を込める。
 すると右手が変化し、三本の巨大な爪が生まれた。
 
 変化能力を応用した、部分変化だ。


410 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 04:13:07.48 ID:e4s4eA6o0

 横方向にかわし着地した後、二匹は対峙する。
 そこに生まれるは、張り詰めた空気。
 
 ブッ休とモナーは、その空気に息を呑んだ。
 
 虎も同じく、空気の重みに動けずにいた。
 
 しかし。
 
 フォッ休だけは、違った。
 
 張り詰めた空気は、フォッ休が放つ威圧感。
 虎がその身に受けるのは、絶対的実力差から生まれる、プレッシャー。
 
 野生故に、それを色濃く感じていたのだ。
 
 ∧∧
川 ゚ -゚)「あらら、まるで猫みたいよ?」
 
 言葉が通じるわけがない。
 そのはずなのに。

『ガアアアアアッッ!!』
 
 虎は挑発に乗り、駆けた。

411 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 04:18:35.19 ID:e4s4eA6o0

 ∧∧
川 ゚ -゚)「はっ……」
 
 吐き捨てた。
 
 虎への興味が、完全に消えた。
 
 しかし、虎にもプライドがある。
 物の怪として人々を恐怖に陥れてきた、積み上げてきた物がある。
 
『ガァッ!』
 
 追い詰められた者は、時としてその力以上の物を発揮する。
 
 ∧∧
川 ゚ -゚)「!」
 
 逆にフォッ休は、戦いにおいて絶対にしてはならない事をしていた。
 
 すなわち、油断。
 
 絶対的自信から生まれたそれは、フォッ休の反応を遅らせた。

 交差する、狐と虎。


413 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 04:24:02.52 ID:e4s4eA6o0

 ∧∧
川;゚ -゚)「チッ……」
 
 フォッ休が迎え撃つことは、できなかった。
 虎の鋭い爪は、フォッ休の腕を僅かにだが掠めた。
 
『グアアアァァァァ!!』
 
 それにより、物の怪としての自信が濃く戻る。
 微量ではあるが、血の匂いも興奮に拍車をかけた。

 
 だが───
 
 
 もう、虎が勝機を見出す事は、ない。
 
 ∧∧
川 - )「……少しばかりの優越感、楽しんだ?」
 
 完全に、フォッ休から油断が消えた。
 
 同時に、虎の咆哮も止んだ。
 

415 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 04:28:01.22 ID:e4s4eA6o0

 ∧∧
川 ゚ -゚)「私を怒らせるから……こういうことになるのよ?」
 
 最早、完全に猫と化した。
 いや、猫ならばその力を感じずに、まだ抵抗はしただろう。
 
 虎はさらに小さな、子猫に等しい存在になった。

 ∧∧
川 ゚ -゚)「おいたをするから……>>413のAAがずれたじゃない」
 
 ごめん。
 
 フォッ休が、最初と同じ様にゆっくりと虎に歩み寄った。
 虎はもう、恐怖で完全に委縮していた。
 
 そして、手を伸ばせば届く距離まで──
 
 ∧∧
川 ゚ -゚)「いいこいいこ、してあげる」
 

 高々と、優雅に、残酷に、爪を振り上げた。


416 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 04:32:41.47 ID:e4s4eA6o0


 断末魔すら上げずに、虎は事切れた。
 
 返り血を浴びたフォッ休は爪をペロリと舐める。
 その顔に浮かぶ笑みは、妖艶にして残虐。

 ∧∧
川 ゚ -゚)「ふふっ……ご馳走様」
 
 戦いの終わりを告げる言葉は、食事の終わりを告げる台詞だった。
 彼女はそれで、何かを食したとでも言うのか。
 
 わからない。
 わからないが。
 

 ∧∧
川 ゚ー゚)

 
 とても、満足そうな笑みを浮かべていた。
 

418 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 04:33:48.77 ID:e4s4eA6o0






( ^ω^)「えっ?」











( ´∀`)「えっ?」








420 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 04:36:01.07 ID:e4s4eA6o0

 ∧∧
川 ゚ -゚)「おわったよー」

( ^ω^)「いや、うん 見てた…よ」

 ∧∧
川 ゚ -゚)「雑魚のくせに……悪足掻きするんだからもー」

( ^ω^)「あぁ……そうだね……」

( ´∀`)「……その子……何?」

( ^ω^)「山に居た狐だけど……」

( ´∀`)「あ、そうなんだ……へぇ……」

 ∧∧
川 ゚ -゚)「? どーしたの?」

( ^ω^)「いや、うん なんでもないです」

( ´∀`)「いや、退治してくれて、ありがとうね」


422 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 04:39:47.29 ID:e4s4eA6o0

( ^ω^)「あ、じゃあ俺、帰りますね」

( ´∀`)「うん……気をつけてね?」

( ^ω^)「あ、ありがとう」

( ´∀`)「護衛、つける?」

( ^ω^)「あ、いらないかな……この子いるし……」

( ´∀`)「あぁ……そうだね……」

( ^ω^)「うん じゃ、じゃあね」

( ´∀`)「また遊びに来てね……ハハッ」

 ∧∧
川 ゚ -゚)「どしたの?」

( ^ω^)「いや、なんでもないですホントに」


そうして、一人と一匹は城を後にした。

425 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 04:46:21.09 ID:e4s4eA6o0


夕日が、沈もうとしていた。

( ^ω^)「なぁ──」

 ∧∧
川 ゚ -゚)「うん?」

( ^ω^)「ギャグって、難しいな」

 ∧∧
川 ゚ -゚)「そう、だね」

( ^ω^)「……帰ろうか」

 ∧∧
川 ゚ -゚)「うんっ」


それ以来、ブッ休がとんちをすることは、なかった───





( ^ω^)ブッ休さんのようです


終わり。

427 名前: ◆iAiA/QCRIM [] 投稿日:2009/01/16(金) 04:53:13.94 ID:e4s4eA6o0
こんな時間まで支援して下さった方々、ありがとうございました
ギャグに関してですが、パロや下に逃げちゃう辺り、もっと精進しなきゃと思いました

多分最終話は書かない方が良かったと思うんですが、完結にしたかったので終わりにしました

ながらって不思議な魅力がありますね、癖になっちゃいそうです

しかしあっちを疎かにはできないので、程々にしておきます

それでは、また!
【 2009/01/17 】 短編 | TB(0) | CM(0)
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