ブーン系小説を書いているようです

◆iAiA/QCRIMが2chニュー速VIPに投下したブーン系小説自作品まとめとか雑記とか
1012345678910111213141516171819202122232425262728293012

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【 --/--/-- 】 スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

ブーン系ブログリレー小説第11話

ブーン芸発、ブーン系ブログリレー小説

続きを書いてくださる方はコメントへお願いしますー

ルール
目次
前回第10話(超時空たまごかけごはん(仮)さん)
携帯用ぐるっぽ







かわいた音。

そのすぐ後に、咲いた華。

それはロマの胸元で、く、く、く。

その華はすぐ、舞い散って。

けれどもすぐに、咲き続け。


(;Фω )「ぅ……ぐ……」


そしてロマが、ひどくゆっくりと、崩れ落ちた。



数瞬の、後。



ノハ;゚⊿゚)「ロマァーーーーーーーー!!!」



叫びと同時に、駆け出していた。









================================



    ブーン系ブログリレー小説  


          第11話



================================







||;‐;||レ「……! ロマ君!」

(; ω )「ヒー……ト……逃げ……」

ノハ;゚⊿゚)「ロマ!ロマァッ!」

いつもの私を鋭く突っ込む声とはまるで違う。
今までに聞いたことのない、とてもとても弱々しい声。
そんな声で、私の名前を呼び、逃げろ、逃げろ、と。

こんなに弱っているのに。
こんなに血が流れているのに。

私なんかの事を、ただただずっと、ずっと……

ノパ⊿゚)「……ッ 今すぐ、病院に!」

ロマを抱き起こし、立ち上がる。
ごぽりと胸から血が溢れ、口からも血が流れた。

それを見て、手が、足が震える。
頭の悪い私でも、わかっていた。
ロマが今、どれほど危険な状態なのかを。

早く、早くお医者さんの所へ連れて行かないと。


ロマが。


ロマが。


('、`*川「ちょーっと、ストップストップ」

走り出そうとした私の前に立ち塞がった女。
ロマを撃ち抜いた拳銃を、私に向けている。

('、`*川「貴女はだーいじな検体なの 逃がすわけにはいかないわ」

ロマをこんな姿にした、銃。
ロマをこんな目に遭わせた、女。

('、`*川「んー 言ってることわかる?」

ノハ ⊿ )「……。」

('、`*川「ちょーっとオツム、足りないのかしら?」

私の中で何かが燃え上がる。
静かに、ぐらぐらと、炎が揺れる。
この女を見ているだけで、それがどんどん強くなる。

この女が、憎い。
今すぐにでも、殴り飛ばしてやりたい。

それでも。

今は早く、ロマを連れて行かないと。

そうしないと……!




('、`*川「そんなのすぐ死ぬから、ほっときなさい」


ノハ ⊿ )「───!」







何かが。








音を立てて。













     ─────:.・゚:・─────












ノハ# ⊿ )「ど……」












  ∧∧
ノハ#゚⊿゚)「どけッッ!!」





爆ぜた。





('、`;川「なっ……瞬間的に擬態≪ミメシス≫を?!」

||‘‐‘;||レ「──! ヒートちゃん……あなた……!」


機関車の時と同じ、体が熱い。
体の中で揺れていた炎が、轟々と燃え上がる。

あの時と違うのは、はっきりしている意識。
ロマを助けたいという、意思。


死なせない。


死なせるもんか。


絶対に──!!


 ∧∧
ノパ⊿゚)「はッ!」

信じられない程に体が軽い。
一飛びで女の頭上を通り過ぎた。

後ろは、見ない。

昨日泊まった宿の隣に、小さな病院があったはずだ。
まっすぐに、そこを目指すだけ──

 ∧∧
ノパ⊿゚)「……」

ついさっき聞いた音のすぐ後に、風を切る音がした。
後ろを見なくてもわかる。

あの女の、攻撃だ。

('、`*川「もう! 私を無視しないでよ!」


うるさい。


('、`*川「ちょーっとびっくりしたけど、どうやら煽りすぎたようね」


うるさい……!


('、`*川「ま、あまり張り合いがないのも……つまらないわよねっ!」


 ∧∧
ノパ⊿゚)「うるさ───」


ぞくりと、背中を冷たいものが走った。

(;ФωФ)「ヒ……ヒート……逃げるので……ある……」

明らかに変わった、女の雰囲気。
背中越しに感じる威圧感が、どんどん膨れあがっていく。

それだけで理解した、最悪の答え。

このプレッシャーからは、逃げられない。

それを体で、感じていた。

||‘‐‘||レ「ヒートちゃん!」

ゆっくり振り返ると、豚ガールのお姉ちゃんが駆け寄ってきていた。

そしてその後ろには。



('、`*彡



髪が後ろへ流れるように逆立ち、さっきとはまるで違う印象の女。
それを見て、全身の毛穴が開いたような感覚を覚えた。

 ∧∧
ノパ⊿゚)「豚ガールの姉ちゃん」

||‘‐‘||レ「ぶ……なに?」

 ∧∧
ノパ⊿゚)「ロマをお願い」

||‘‐‘;||レ「ヒートちゃん……まさか」

 ∧∧
ノパ⊿゚)「早く!」

(;ФωФ)「だめだ……ヒート……」

||‘‐‘||レ「……わかったわ」

豚ガールのお姉ちゃんに、ロマを託した。
私の服も、手も、ロマも、赤かった。
それを見てまた、私の中の炎の勢いが増す。

||‘‐‘||レ「……弾は貫通してる きっと助かるわ」

||‘‐‘||レ「トンキー!」

( `・ω・)ブヒッ!

お姉ちゃんの声に、トンキーが素早く車を飛び降り、現れた。
トンキーに跨ぎ座り、膝の上にロマを仰向けに寝かせる。

||‘‐‘||レ「意識はあるわね しっかり傷口を押さえていて」

(;ФωФ)「ぅ……ヒートも……逃げ……」

それでもまだ、ロマの口からは私の名前。

 ∧∧
ノパ⊿゚)b「大丈夫 すぐ追いつくから!」

できるだけ、私はいつもの声を意識して返事した。

その時。

「だーめ 逃がしてあげない」

あの女の声が、驚く程近くで聞こえた。

('、`*彡「そりゃ!」

視界の端、つまり真横に女は居た。

そして伸びる、女の手。
一直線にトンキーへ向かっていく。


いけない──掴め!


そう思った瞬間。

('、`*彡「……へぇ」

私の手は、しっかりと女の手首を掴んでいた。

 ∧∧
ノパ⊿゚)「……ロマに……これ以上ひどいことはさせないぞ!」

自分でも不思議な程に、体が言うことを聞いてくれる。
思った時には、既に動けている、そんな感覚だ。

||‘‐‘||レ「トンキー! GO!」

( `・ω・)「ブヒッ」

(;ФωФ)「ヒー……ト……」

||‘‐‘||レ(……幼馴染み……か……兄妹、みたいな……)

トンキーが駆けると同時に、流れ落ちた。

|| ‐ ||レ:・゚+(死なせない……絶対に!)

お姉ちゃんの、涙。

後に残ったのは、トンキーが蹴り上げた砂埃と。

私と、ロマを酷い目に遭わせた、女。

('、`*彡「あーあ ま、いっか」

 ∧∧
ノパ⊿゚)「……」

('、`*彡「とっととあなたをオネンネさせて、追いかけるとするかぁ」



 ∧∧
ノハ ⊿ )「……」




('、`*彡「……っ」




手首を握った拳に、更に力を籠めた。


もう、いいんだ。


さっきから心が、叫び続けている。


頭へ向かって、吼え続けている。


この、この女への、『怒り』を───


  ∧∧
ノハ#゚⊿゚)「お前は!許さないぞォォォォッ!!」



解放して、いいんだ!




('、`*彡「ちっ……」

左手で手首を掴んだまま、右拳を顔面へ奔らせる。
首を曲げ、ギリギリで躱された。
それだけで、女の表情が変わる。

そこからの女の動きは、速かった。
繰り出した私の腕が伸びきらない間に、女が左足で蹴りを放つ。
私の脇腹めがけ、真っ直ぐに。

それを確認したと同時、右足を上げろと脳へ命令を飛ばす。
伝えた通りに素早く上がる右足。

女の左足は、私の右足によってガッチリと止められた。

('、`*彡「離しな、さい!」

強く握られた腕を引き、離れようとする。

いいよ、離してあげる。

これの後に、ね!

躱され、伸びた右腕をそのまま真横へスライドさせる。
拳は固く、握り締めたままに。

('、`*彡「ちょ……あうっ!」

裏拳が女の顔面を捉えたと同時に、手首を離してやった。
勢い良く真横へ弾き飛ばされる女。ざまーみろ。

地面と並行に飛ばされながら、空中で体勢を整え、着地する。
どうやら拳が当たる瞬間、横へ跳んだみたいだ。
でも私が腕を掴んでいたから、十分にダメージを受け流せなかったらしい。

(#、`*彡「いつつ……」

その顔には、大きな赤い痣が一つ。

(#、`*彡「この美しいペニちゃんの顔に……よくもやってくれたじゃない」

……どうやらあまり、ダメージは無かったみたいだ。

でも大丈夫。
最初に感じた威圧感は、いつの間にか消えていた。

私の方が、疾い。

('、`*彡「……はぁ」

 ∧∧
ノパ⊿゚)「……?」

あれ、痣が。

('、`*彡「あーあ、プライド傷ついちゃうなぁ」

だるそうに言って、直立。

直後。

再び私を襲う、威圧感。

  ∧∧
ノハ;゚⊿゚)「……?!」

('、`*彡「ちょっと本気、出しちゃうんだからね!」

声と同時。
膨れ上がるプレッシャーと、見る間に変わる女の腕。
二の腕が一回り太くなり、爪が伸び、まるで鋭い刃のように。
あの時のビーグルの親分のように、人の形をしていても、人からは離れた──


('、`*彡「これが───」


('、`*彡「私の、擬態≪ミメシス≫よ」


ぐっと屈伸をした、次。
瞬時に私の眼前に、跳躍をしてきた。

  ∧∧
ノハ;゚⊿゚)「!」

鋭い爪を、真っ直ぐに私の体めがけ打ち抜こうと。
あまりの速さに驚きつつも、身をひねりすんでで躱す。
掠めた服の端が、綺麗にすぱりと切れていた。

  ∧∧
ノハ;゚⊿゚)(……さっきとは……違う……!)

のし掛かる重圧が、変化が過ぎても変わらない。
さっき感じた、コイツからは逃げられない予感。
それは多分、今の、この力の。

('、`*彡「よく避けたわね! って、殺しちゃうとこだったわ」

私の横を通り過ぎ、後方で止まった女が言う。

実際、危なかった。

今のこの状態でじゃなければ、アイツの腕は今頃私の背中から生えていただろう。
……あのビーグルの親分といい、コイツといい……私のこの、耳といい。
一体何が起こっているのか、わからない。

('、`*彡「次は、死なない程度に本気でいっちゃうんだから」

言ってる意味も、本気なのか手加減なのかわからない。
わからないことだらけだけど、一つだけはっきりとしていること。

本気でやらないと、私は負ける。
そして私が負けたら、次に危ないのは───



※     ※


 ( ФωФ) 


※     ※




させない。

絶対に、それだけは。


 ∧∧
ノパ⊿゚)「……」

大きく深呼吸をした後に、腰を低く落とした。
アイツのスピードは、さっきので大体わかった。
そして正面、左右、上下からの攻撃にも対応できるように。

迎え撃つ為の、守の構え。

その私を見て、女は爪で器用に頭をかきながら。

('、`*彡「あーらら、そんなにピリピリしちゃって」

 ∧∧
ノパ⊿゚)「……お前」

('、`*彡「ペニサスよ ペニサス伊藤 自己紹介聞いてなかったの?」

 ∧∧
ノパ⊿゚)「ペニサス」

('、`*彡「ペニちゃんでもいいわよv」

 ∧∧
ノパ⊿゚)「なんで、私達を襲ったんだ!」

('、`*彡「あらら、がっつくわねぇ」

 ∧∧
ノパ⊿゚)「……なんで……」

 ∧∧
ノパ⊿゚)「ロマを、あんな目に!」

('、`*彡「ロマ? ……あぁ、アレね」

 ∧∧
ノハ ⊿ )「──ッ」

('、`*彡「あんな普通の人間、どうでもいいじゃない」

('∀`*彡「それよりも、あなたよあなた!」

('∀`*彡「天然のウィルスから進化した、適応者!

('∀`*彡「選ばれた存在! 貴重な検体! 素晴らしいわっ!」

うる……さい……っ

('∀`*彡「オマケにカウガール姫までいる! もうペニちゃん出世間違い無し!」

('∀`*彡「ヒャッホーwwwww」

重心を前へ。
守りの構えは、もうやめた。



攻める。



倒す。



黙らせるッッ!!



  ∧∧
ノハ#゚⊿゚)「あああああああぁぁぁぁぁぁああああッッ!!」

覇気と共に、叫びと共に、地を蹴った。
一切の迷いのない、全力、全開、全速の突撃。

('、`*彡「!」

ペニサスも、私の気迫を感じたのか馬鹿みたいに開けていた口を閉じ、顔を向けた。

今度は、私の番だ。

自分でも初めて感じる風を切り、ペニサスへと駆ける。
力が漲り、体もそれに応え、動いてくれている。

  ∧∧
ノハ#゚⊿゚)「はああああああぁぁぁぁぁぁあああッッ!!」

前へ、前へ、前へ!

風の壁を打ち破り、右の拳をペニサスへと。

('、`*彡「んな直線の攻撃、当たってあげるかっての!」

ペニサスがひらりと身を返し、私の拳は空を切った。
どうでもいい。当たればラッキーと思っていた程度だから。
ペニサスの真横で派手に砂埃をあげ、止まる。

私から見て右方向に避けたペニサスに向け、そのまま疾駆の勢いを回転させる。
土を抉った右足を軸に、円の力を全て左足にのせた、回し蹴りを放つ。

('、`*彡「──くっ!」

変化した左腕を立て、内側にまた右腕を交差させた、十字の形でのガード。
構わず、それに全力を叩きつけた。

  ∧∧
ノハ#゚⊿゚)「──!」

感じたことのない、硬い感触。
ガードの上からでも押し潰すつもりだったけど、思ったよりも相当丈夫なようだった。

それと同じように、ペニサスも予想以上に私の蹴りが強かったようで。
小さく息を吐き、衝撃が流れた右足が地に少しめり込み、バランスを崩していた。

その隙は、逃さない。

  ∧∧
ノハ#゚⊿゚)「はぁっ!」

回し蹴りを放った左足をガードされたまま、右足を蹴り上げる。
空中で身をひねり、側頭部を狙った延髄切り。
ガードしたままの左腕の上を通り、急角度から打ち下ろそうと。

('、`#彡「なめんじゃ、ないわよっ!」

ペニサスが強引に腕力だけで、私の左足を強く押し返した。
反動で流され、右足の蹴りは勢いを殺がれ、中途半端に交差した形で弾かれた。
そのまま空中で体勢を整え、右足から着地する。

弾かれた勢い利用し、円の力を今度は左拳に籠め、放つ。

振り向いた眼前に。

('、`*彡「とったぁっ!」

ペニサスの爪が、迫っていた。
……やっぱり、殺す気じゃないかっ!

咄嗟に頭を下げて、爪を躱す。
タイミング的に、髪をごそっと持って行かれたかもしれない。
でもそんなこと、気にしている場合じゃない。

そのまま前へと勢いを乗せ、繰り出しかけていた左拳を振り切ろうと。
体は前屈みに、でも拳は、上から打ち下ろすように。

縦式のフック。

('、`;彡「ちょ……」

人の視界は、上下には横よりも遥かに狭い。
大きな円を描きながら迫る拳に、気付いた時にはもう遅い!


ハンマー、いや。


斧を振り下ろすような、軌道を描き。


  ∧∧
ノハ#゚⊿゚)「トマホーク!!!


( 、 ;彡「ぐえっ?! あああっ!」


全力の一撃が、ペニサスの顔面を捉えた。

変な声を上げた後、盛大に後ろへ吹き飛ぶ。

  ∧∧
ノハ;゚⊿゚)「はぁっ……はぁっ……」

途端、息が切れた。
呼吸を落ち着かせようとしても、立っているだけなのに整わない。
少しの間、ペニサスを見ていた。

完全に、気絶しているようだ。
これで足は、止めた。

ノハ;゚⊿゚)「ろ……ま……」

ロマは、無事だろうか。
豚ガールさんは、ちゃんと病院に着いただろうか。





私も急ぐ。






急ぐ。






……急ぎ、たい。







それでも足は、駆けてくれない。








段々と、視界も霞んで行き。








ペニサスと戦った辺りから、数十分歩いた所で。








ノハ; ⊿ )「ろ……」







ロマの名を呟いて。







私の意識は、そこで途切れた───……












砂塵が舞い、それがヒートを静かに覆う。
慣れない力を、幼馴染みの為に使い、力尽き、倒れた。
それでも彼女は、最後までロマネスクの事を思っていた。

風の音だけが、周囲に木霊する。


そんな時。


ヒートに近づく、一つの足音があった。



それは、果たして───




続く。


NEXT⇒第12話(ブーン系小説グループ)
【 2009/07/26 】 ブログリレー小説 | TB(0) | CM(4)
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
【 2009/07/27 】 編集
>>※1
うおっどもですー修正しました
自分が携帯使わないもんで確認が疎かに…
次回からは確認します
【 2009/07/27 】 編集
乙!
【 2009/07/31 】 編集
もうリンクされてますけど、「続きを書きました。」と一応書いておきます。

ブログのURLなんですが、禁止ワード回避の為、短縮URLを使わせていただきます。
ttp://tinyurl.com/q5q2ry
【 2009/09/15 】 編集
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。